ModToolsを使ったスクリプトの流し込み方
スクリプトを使うと標準のアセットエディタでは行えない設定値を変更したり振る舞いを変えることが出来ます。
ModTools
スクリプトを走らせるにはModToolsを使います。ModToolsでは入力されたスクリプトを一時利用のMODとして生成&実行します。ModToolsはオリジナル版(@BloodyPenguin)を利用します。1.16.1からkian.zarrin氏による派生版の利用は推奨されていません。
スクリプトの用意
まず走らせたいスクリプトを用意しメモ帳などのテキストエディタにスクリプト部分だけをコピペしておきます。ブラウザから直コピペでもかまいませんがゴミが付加されてエラーの原因になることがあるので一度テキストエディタにコピペすることを推奨します。
Debug Consoleの表示
アセットエディタでModToolsのDebug Consoleを表示します。標準のキー設定ではF7で表示されます(ModToolsのキー設定で変更できます)。
ここでは飛行船しろたんを例にします。飛行船しろたんは最初は真っ黒テクスチャですが、スクリプトを走らせることでオリジナル版であるプロップからテクスチャを拝借してきます。
コピペと実行
まず用意したスクリプトをクリップボードにコピーします。次にDebug Consoleの入力欄でペーストしてEnterを押します。すると即座にスクリプトが実行され結果が現れます。
しろたんが白くなりスクリプトが無事実行されてテクスチャコピーが行われたことがわかります。
失敗
Enterを押したあとErrorが表示された場合はスクリプトは正しく実行されていません。コピペミスの場合は構文エラーになるのでやり直せばうまくいく可能性があります。そうでない場合は前提環境がおかしい(必須MODが導入されていない等)かスクリプトが間違っています。
スクリプト実行のタイミング
スクリプトはいつ実行すればよいのでしょうか?スクリプトの内容によりけりですがインポート直後であったりセーブ直前であることが多いです。アセットエディタでいじるとスクリプトで変更されたデータが更に上書きされてしまうことがあります。