LSMによるバニラアセットの読み込み拒否
Loading Screen Modにはアセットリソース共有のほかにもバニラアセットの読み込みを拒否するPrefab Skippingと呼ばれる機能があります。
Prefab Skipping
この機能を使うとバニラアセット(DLC含む)を読み込まないことでメモリ消費量を削減できます。大きなテクスチャを使う不要なモニュメントなど指定しまくれば数百MB単位で削減できます。不要な看板プロップを指定すれば建物はそのままで看板だけ取り除くこともできます。車両もAVOで不可にするよりメモリ節約できます。
Prefab Skippingは当初Test版にのみ先行実装されていましたが今は通常版でも利用できます。公式のガイドはこちらです。
テキストファイルの作成
Prefab Skippingを使うにはアセット名が記述されたテキストファイルを用意します。
次の内容のテキストファイルを作成しskip.txtというファイル名で任意の場所に保存します。ここではD:\skip.txt
としました。
Buildings: Space Elevator ChirpX* Vehicles: Donut Van Bugspray Van hotdog-van ChirpX* Props: Billboard_3D_variation Rotating_squirrel Rotating_morelloscone Clown Octopus
Loading Screen Modの設定
LSMのオプションでPrefab Skippingをチェックし、先に作成したskip.txt
のパスを指定します。
これでとりあえず機能します。あとは通常通りセーブデータをロードするだけです。
skip.txtの編集
skip.txtでは読み込み拒否するアセットをアセット名で指定します。先の例ではドーナツバンやチャーパーロケット、タコ看板などが拒否される設定になっています。このテキストファイルはBuildings:
、Vehicles:
、Props:
の3つのセクションがありアセット名は正しい場所に記述しなければなりません。
アセット名は作者によるアセットの一覧ページが用意されているのでこれを使うと簡単です。 thale5.github.io HTML版ではクリックするとページ最下部にアセット名が自動でリスト化される便利機能が付いています。
作者によるサンプルskip.txtが公開されています。ワイルドカードの使い方など詳細な解説が含まれています。多くの拒否設定が含まれているのでそのまま使うのはおすすめしません。
注意点
- 既存のセーブデータですでに設置されている建物はスキップされません。それらの建物を取り除くとスキップされるようになります。
- 車両とプロップは使用中のセーブデータでもスキップされます。
- ユニーク建物は最低1つ必要です。
- 幾つかの特別なアセットをスキップ指定するとエラーになるかロード不可になります。